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東京造形大学大学院修士作品展(版表現)

2007年1月29日―2月3日
文房堂ギャラリー


2005年度、東京造形大学に大学院が開設されてから今回がはじめてとなる記念すべき卒展。11人の作品が展示されているなか、会場にいた二人に、制作時の思いやモチーフについてお聞きしました。
「ふだん、身のまわりにあるものや、ふとしたきっかけで出合ったもの、出合った時の距離感。そこからイメージを膨らませている。そういうところにアートがあって欲しい。」と語る武田さん。
夜の建物に映った光を捉えた『unborn.』を制作した新井さんは、「見たものを平面にするときの難しさ、そんな心情もタイトルに含まれている。」と語ります。
作品を制作する上で何をモチーフにするかということは、観る側にとっても気になるところです。それは、何に視点を向けているか、作品と対話する上でのヒントになるだけでなく、作者の背景にある時を意識できるからです。
fight、unborn、むこうがわ・・・、
あふれる情報の中から、11人が何を感じと取っているのかを見出すとき、時代の空気のようなものを感じ取れるのではないかと思います。

 

      伊藤佑起
pattern 6-04
162×130cm  
シルクスクリーン
 
 


 

 
 
宮本裕美
untitle
40×37cm   40×37cm   50×50cm
リトグラフ
 
玉岡あかね
ムコウガワ 
44×33cm
シルクスクリーン
   
 

 
 

 
  志賀直美
左:うす氷のはる日 中:たいようが沈む唄  右:ひつじの刻
各98.5×66.5cm

   
 

下地利沙
毬果
74×100cm
水性木版
 

 
 

       
 
馬場都紀子
Daily essence:はじまりの気配T
75×105cm
リトグラフ


   
 
武田 強
afterimage
113×105cm
リトグラフ
     
           
 
渡辺政光
NEXUS
73×73cm
シルクスクリーン
     
           
   
新井嘉代子 
unborn.
145.5×89.4cm
紙 スクリーンプリント
   
           
 
奈良エナミ
fight
64×81cm
和紙に水性木版
     
           
   
辻 彩美
沈み込むということ2
29×39cm
樹脂 水彩
   
     
注)ここにご掲載した作品は、出展作品の一部です。