home
home

 

ラビット・ホール
RABBIT HOLE

2011年11月5日より、TOHOシネマズ シャンテ ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開


■ストーリー
 郊外の閑静な住宅地に住むベッカとハウイー夫妻。8ヶ月前にその生活は一変してしまった。最愛の一人息子ダニーが事故に遭い、4歳にしてこの世を去ってしまったのだ。それ以来、夫妻は埋めようのない欠落間を抱えることになる。ダニーの生前のビデオを何度も再生して思い出に浸るハウイー。そんな夫の姿を垣間見たベッカは、妹のイジーが最近付き合い始めた恋人との子供を身ごもったと聞いても、素直に喜べない。

 


■キャスト:
ニコール・キッドマン
アーロン・エッカート
ダイアン・ウィースト
タミー・ブランチャード
マイルズ・テラー

 




       

 

 そんなある日、ベッカはハウイーの提案で、グループセラピーに参加する。しかし、ベッカは他の参加者の言葉に苛立ち、退席してしまう。ダニーを失ってから万事この調子のベッカは、初老の母親ナットが暮らす実家に立ち寄った際にも、気まずい空気を持ち込んでしまう。
  実家らの帰り道、車の中からある少年の姿を目撃し、驚くベッカ。思わずスクールバスを追跡した彼女は、少年が停留所を下りて自宅に入った行くのを見届ける。そして翌日、少年を尾行するように図書館に入り、彼が返却した『並行宇宙(パラレル・ワールド)』という本を借りるのだった。

 かつての幸せな日々を取りもどしたいと願うハウイーは、ふたりめの子供を作ろうと持ちかけるが、ベッカは激しく拒絶する。ダニーとの思い出を大切にして前に進もうとするハウイーとは対照的に、今は亡き愛息のあらゆる面影に心かき乱されるベッカは、夫に相談もせずに自宅を売りに出すこを決める始末。夫婦間に生じた溝は、日に日に深まるばかりだった・・・・

※   ※   ※

 

       
 






       


■プロダクション・ノートより

ジョン・キャメロン・ミッチェル監督インタビュー

――この物語のテーマやキャラクターにどのような魅力を感じましたか?
監督:僕はつねに、他人と繋がろうとしたり、孤独を避けようとしたりする物語や、自尊心を少しずつ失うキャラクターに魅力を感じてきた。僕の作品は全部そうさ。どれもトンネルの端でひと筋の光明を探す人たちについての話なんだ。それぞれ全く異なるスタイルだけど、言うなればどれも同じソウルを宿した作品なんだ。
これは喪失についてだけの物語ではない。それに伴うコミュニケーションの喪失についての物語でもあって、そこが気に入ったんだ。脚本を読んでいる間は泣いたかと思ったら笑ったり、また泣いたりと忙しかったね。いつもは自分で書いた脚本をデベロップするほうが多いんだけど、今回の脚本はあまりにも深くて、洗練された最高のものだったから、そんな考えはすぐに捨てたよ。僕はこの作品にあっという間に惹かれてしまって、他はすべて放り出してしまったんだ。

――登場人物が陥った不条理な状況を描く上で、大切な要素は何でしたか。
監督:どんな時であれ、悲劇はある種のばかばかしさが付きまとうものだと思う。こういう話にもしもユーモアがなかったら、僕にとってリアルに感じられないんだ。ユーモアは毎日の生活の中で必須のもので、関係を導くため、そして生き抜くためのツールのひとつだ。デヴィッドの脚本でも、ユーモアは不可欠だとずっと思っていた。そして実際のパフォーマンスでも不可欠なものになったんだ。


 

 









■監督:ジョン・キャメロン・ミッチェル
1963年アメリカ、テキサス生まれ。『マイアミ5』(86)で俳優として映画のキャリアをスタート。『BOOK of LOVE/あの日の恋』(90)、TV映画『デイブレイク』(93)などに出演。『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』(01)、『ショートバス』(06)で監督、脚本、主演を務める。本作が監督第3作目。




■スタッフ
監督:ジョン・キャメロン・ミッチェル
脚本:デヴィッド・リンゼイ=アベアー
撮影:フランク・G・デマルコ
美術:カリーナ・イワノフ
衣装:アン・ロス
編集:ジョー・クロッツ
音楽:アントン・サンコー
製作:レスリー・アーダンク、ニコール・キッドマンほか

     

 

 

   


■オフィシャルサイト
http://www.rabbit-hole.jp/

(C) 2010 OP EVE 2,LLC.All rights reserved.

原題:RABBIT HOLE
2010年/アメリカ/英語/35mm/92分/1:1.85
日本語字幕:太田直子
配給:ロングライド