横浜トリエンナーレ2008

YOKOHAMA 2008: International Triennale of Contemporary Art


2008年9月13日(土)-11月30日(日)
メイン会場 新港ピア 展示作品より

横浜トリエンナーレは、世界各地から約70人の作家が参加し、日本最大級の規模で開催される現代アートの国際展。
今回のコンセプトは、「タイムクレヴァス」・・・アートの力は、時間の亀裂から生まれた「タイムクレヴァス」のかたわらに佇むことによって、個人と社会、国家、性差、世代差、人種、宗教といった相互の差異を、徹底して感じ取ることから生まれる・・・。

アートを体感することを主眼に構成されており、第3回展を迎える今回は、そのための充分なスペースが確保されている。これまでになく充実している印象を受ける。

現代アートの中でもインスタレーションや映像など、コンセプチュアルな作品が多いのも特徴。これらの作品の底流には、社会対個人、隠れた次元と言ったキーワードが見えてくる。それは、現代社会が向かいつつあるひとつの大きなプロセスとも呼応しているようにも思える。
アートはいつの時代でも、社会を映し、また覚醒する機能を持っているかのようである。



         

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荒川 医 と 向井麻理
Arakawa Ei with Mukai Mari
ジョン・M.アームレーダー
John M. Armleder
トニー・コンラッド
Tony Conrad
ケリス・ウィン・エヴァンスとスロビング・グリスル
Cerith Wyn Evans with Throbbing Gristle
ペーター・フィッシュリ & ダヴィッド・ヴァイス
Peter Fischli & David Weiss
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ルーク・ファウラー と 角田俊也
Luke Fowler with Tsunoda Toshiya
マリオ・ガルシア・トレス
Mario Garcia Torres
シルパ・グプタ
Shilpa Gupta
シャロン・へイズ
Sharon Hayes
クスウィダナント a.k.a. ジョンペット
Kuswidananto a.k.a. Jompet
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マイク・ケリー
Mike Kelley
ハッサン・カーン
Hassan Khan
ヨナタン・メーゼ
Jonathan Meese
パク・シュウン・チュエン
Pak Sheug Chuen
ミケランジェロ・ピストレット
Michelangelo Pistoletto
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スティーヴン・プリナ
Stephen Prina
ペドロ・レイエス
Pedro Reyes
チョウ・ミンスクとジョセフ・グリマ&ストアフロント・チーム
Cho Minsuk and Joseph Grima with Storefront Team
         
開催概要
会期:2008年9月13日 土曜日- 11月30日 日曜日 (計79日間)
会場:新港ピア、日本郵船海岸通倉庫(BankART Studio NYK)、赤レンガ倉庫1号館ほか
主催:国際交流基金 横浜市 NHK 朝日新聞社 横浜トリエンナーレ組織委員会
総合ディレクター:水沢 勉
キュレーター:ダニエル・バーンバウム、フー・ファン、三宅暁子、ハンス・ウルリッヒ・オブリスト、ベアトリクス・ルフ
オフィシャルサイト:http://yokohamatriennale.jp/
   
       

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