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未来を担う美術家たち DOMANI・明日展

2008年12月13日-2009年1月26日
国立新美術館

"Domani - Tomorrow" Exhibition
The National Art Center, Tokyo


 
文化庁では、将来の芸術界を担う芸術家を養成するため、昭和42年から、若手芸術家を海外に派遣する「芸術家在外研修(新進芸術家海外留学制度)」を毎年実施しています。
「DOMANI・明日展」は、この制度の美術分野で研修を修了した作家15名の成果発表の場。会場を15のスペースに区分し、作家身近らの世界を展開します。

 

     
伴戸 玲伊子 Holy Water 2008年

日本画/2005年度/派遣国 アメリカ
日本画によって、広大な風景の中で織りなす水の様々な表情を描く。
 

中井 貞次
独樹 2008年

染織/1974年度/派遣国 イタリア、スペイン、イギリス
日展の第4科(工芸)を代表する染織作家。国内や海外、さまざまな土地における自然の印象を、蝋防染(ろうけつ染め)による明快な色彩効果と、独自の造型感覚によって表現する。

 
   
 
 
原 直久
FONDAMENTA DE LE VESTE VENEZIA ITALIA 1999年

写真/1976年度/派遣国 西ドイツ
ヨーロッパやアジアの、歴史の上に築かれた美しく魅力的な街並みと、そこに根ざす人の営みを影響する。今回の展示では、大型カメラで撮影された緻密な作品世界をプラチナプリントに定着する。
 
  
 
 
馬場 磨貴
ABSENCE 2005年

写真/2002年度/派遣国 フランス
肖像を中心に写真作品を発表してきた。フランス人写真家のLucien Clergueのアシスタントを経て、現在はフリーランスで活躍する。今年、写真集「ABSENCE」(蒼穹舎)を刊行した。
       
   
小林 浩
定言命法 2008年


絵画/2002年度/派遣国 アメリカ、インド、カナダ
どこまでも白く抽象的な空間に、紫がかった淡いブルーで描かれた、動物のぬいぐるみが浮遊する光景を描く。光に包まれた一瞬を切り取ったような作風。

       
   
駒形 克哉
EXIENS COM PEGMA SURCULIS GRAMATICA AQUAM (TEMPLO FORTUNAE DAT RHETORICAE) 2008年


絵画/2005年度/派遣国 イタリア
切絵の作品で知られる。近年は黒地に金の紙を用いた「黄金の切紙細工」を展開する。

       
 
山本 晶
実をうかす 2008年


絵画/2005年度/派遣国 アメリカ
色と形が明るいハーモニーを織りなす絵画作品を制作してきた。研修を機にして、絵の中にあったかたちが、画面の外にあふれ出したかのような空間的な作品を創り始める。
       
   
小山 利枝子
胎動 2008年


絵画/2006年度/派遣国 オランダ
花を覗き込んだときに見える小さな空間を、光に満ちた広大な空間へと変貌させる魔術的な絵画。
     
(テキストはプレス資料より抜粋し転載)
 
 
   
主催:文化庁

詳細・お問い合わせ

http://info.yomiuri.co.jp/



 
   
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