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美しき女性印象派画家
ベルト・モリゾ展

Berthe Morisot A Retrospective


2007年9月15日(土)-11月25日(日)
損保ジャパン東郷青児美術館

エドゥアール・マネのモデルとして、その顔になじみのあるベルト・モリゾ。
モリゾは第1回印象派展に参加し、第8回までに7回出品しています。カミーユ・コローに師事するなど、印象派の画家として活動、貢献した数少ない女性画家の一人です。
33歳でエドゥアール・マネの実弟ウジェーヌ・マネと結婚。夫ウジェーヌの生涯にわたるモリゾへの制作活動の支えをうけ、家庭に入りながらも、女性が社会的に不利な状況にあった19世紀後半に精力的に制作し続けました。
本展は、初期から晩年までの作品60点を紹介する、日本で初めての大規模な個展です。


 

夢見るジュリー
1894年 個人蔵
         
 

   
 
裸婦の背中
1885年 個人蔵


人体デッサンの教育は受けていないが、晩年は裸婦というテーマにも取り組んだ。
           
 


モルクールのリラの木
1874年 個人蔵


1873年から74年と76年の夏、結婚した姉親子を題材とした作品を描いた。
   

     
 
ロシュ・プラットの庭にて
1894年 個人蔵


モリゾが亡くなる前年の作品。
   
   
 
 
メニルの鳩舎
1892年 個人蔵


モリゾは、夫の死後しばらくの間メニルの館に引きこもってすごし、喪の悲しみから逃れるかのようにジュリーをモデルに数点の作品を描いた。
     
   
   
 
ガチョウ
1885年/1891年 個人蔵


モリゾ夫妻は約4年の歳月をかけてパリに家を建てた。この家を飾るための4枚組の装飾パネルのうち、唯一描かれたもの。
     
   
     
 
人形を抱く少女
1884年 個人蔵


ジュリー6歳のころ


 
       
 
マンドリン
1889年 個人蔵


ジュリー11歳のころ。モリゾは自分が両親にされたように、ジュリーにもいろいろなことを習わせていた。
     
           
 
ヴァイオリンの稽古
1893年 個人蔵


ジュリー15歳のころ。前年、夫ウジェーヌに先立たれたモリゾは、約10年間過ごした家から、ブーローニュの森の近くのアパルトマンに移る。
   
   
 
テキストはプレス資料より

主催:損保ジャパン東郷青児美術館、日本経済新聞社

お問い合わせ・詳細:
http://www.sompo-japan.co.jp/museum